流れでインド留学

インドに留学する学生の参考になるように

入学願書について

こんにちは、インド留学した鴨です。

今回はJNUの入学願書の書き方を紹介します。ただし、私の書いたformはcasual student用なので、あくまで参考でよろしくお願いします。

● FORM

基本的に難しい記入はありません。Academic Recordの項目が日本とは異なりますが、分かる部分のみ書いて、Pattern of Education の所に日本のシステムを書けば大丈夫です。

●付属書類

casual studentの場合は以下の書類を付けました。

a.パスポートのコピー

b.交換留学の場合、所属大学の推薦状

c.高校の成績証明書(高校に頼むと発行してくれます)※私は出しましたが、必要ないかもしれません

d.大学の成績証明書

e.人物証明書※これが何か良く分からず、私は大学で発行された生徒証明のような書類と、担当教官からの推薦状を提出しました

f.銀行の残高証明書(自分の銀行に発行してもらいます、学生ビザ申請にも使用するので2枚以上発行してもらうといいかも)※銀行によって時間がかかるので注意、またいくらの残高があればいいかは明確にされていないが20万円位有ればいいという噂もある

g.医療保険証明書(大体の保険は3か月前にしか契約できないので、入学してから書類を送るという旨の紙を出した)

h.海外送金小切手(受験手数料のようなものです。海外送金小切手を取り扱っている銀行で発行してくれます)※送金小切手は手数料が高い上に、時間がかかるので早めに銀行に相談してください。取り扱っていない銀行もあります。

 

全ての書類は英文でないといけないので、日本語でしか発行できないものは英語の翻訳を付けてください。

最後に、書類とformをまとめて郵送してください。この際、全ての書類を念のためコピーしておきましょう。入学手続きで提出が求められることがあります。

JNUに留学するために必要な手順

 こんにちは、JNUに留学した鴨です。

 このサイトを見ているということは、JNUに関心がある方だと思います。しかし、相手はインド。インドは、手続きという手続きが非常に煩雑で面倒なことで有名です。仲介業者に頼むこともできますが、今回は自力でJNUに留学する場合の、必要な作業を大まかに説明したいと思います。※ただし、奨学金を使用したり、学校の交換留学制度を利用してくる場合は都合が変わってくるので、担当の機関に問い合わせるといいと思います。またこの情報は2019年1月現在のものです。情報の変更には注意してください。

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1.留学先の入学願書を入手する

 所要時間:5分

入学願書は学校のwebサイトで入手できます。ここから自分の留学タイプに合わせたformを入手してプリントアウトしてください。私はcasual studentだったので5のformでした。

 また、このページの1,2,9は留学の概要が分かるので、目を通しておくとよいと思います。(大変読みにくいですが…)

 そして、一番下の連絡先にメールして分からないことを聞いておくと安心です。英語でのメールで大丈夫です。インドなのでメールが帰ってこないことがありますが、その場合、別のメールアドレスに送るか、再度送り直しましょう。

www.jnu.ac.in

2.入学願書を送る

 所要時間:2週間以上

formを記入して、必要な書類を付けて願書を送ります。書類を集めるのに時間がかかるので、早めに取り掛かるのをお勧めします。パスポートのコピーやら銀行の残高証明書やらなんやらの書類をまとめて郵送します。書留が安心だと思います。※JNUの地域ではEMSは使えないので、注意してください。

以下のリンクにて、入学願書についての記事を書いたので参考にしてください。

jnuryugaku.hatenablog.com

 

 

3. 入学許可証を入手する

 メールで入学許可が下りたことを通知されます。その後、入学許可証が郵送されてきます。インド留学では入学許可証が送られてこないトラブルもあるそうなので、郵送されてこないときは、メールで質問したり、急かしてください。早く入手しないと学生ビザが取れません。

また、入学手続きに必要な書類が明記されているのでそれを準備しましょう。

 

4. 学生ビザを取る

所要時間:2週間

 学生ビザを申し込みます。ここでも、様々な書類が必要になります。そのうえ、ビザの条件等が頻繁に変わるのがインドなので、不安事項は大使館に問い合わせるか、代行業者に依頼するのも手です。

以下のリンクは代行業者のサイトですが、自力でビザを申請するのにも大変参考になります。

visa-apply.jp

5. 荷物を準備する

 荷物をパッキングしてください。基礎化粧品や肌着、調味料など譲れないものを中心に詰めましょう。

以下のサイトが参考になります。

こちらは必要な荷物について述べた私の記事です。

jnuryugaku.hatenablog.com

indiasantana.ne

6.インドに行く

これは他の手続きに比べれば超簡単ですね。

 

7.大学で入学手続きをする

所要時間:一週間

 これがまた、大変に面倒です。大学のAdmini Blockという入学事務所に行って入学手続きをします。手続きのために留学しているのかと思うほど、同じものを何度も書き、いろいろな事務所を巡ってサインをもらいます。スタンプラリーだと思って諦めましょう。

jnuryugaku.hatenablog.com

8. FRRO外国人登録をする

所要時間:一週間以上

インドでは長期滞在者は入国後2週間以内の外国登録が必要です。このシステムもコロコロ変わりますが、私の時はネットで手続きが出来ました。しかし、必要書類は紙媒体で集めてアップロードする必要があります。また、様々な書類を集めるのを2週間以内にすることはほぼ不可能ですが、罰金を払えばいいので大丈夫です。

以下は私のFRROの記事です。

jnuryugaku.hatenablog.com

 

9.留学生活を楽しむ

 もう、ここまでの面倒な手続きが出来た方は留学を終えているも同義。あとは楽しむだけです。

 

 

以上がJNUに留学する場合の手続き一覧です。これに加え、大学に休学届や留学届等を提出するのも必要に応じて行ってください。私は1月からのWinter semester に留学したので、以下のようなスケジュールでした。参考にしてください。

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ここまでご覧になっていただいて分かるように、インドの留学は正直大変面倒です。でも何とかなります。覚悟したうえで頑張りましょう。

 

 

 

当ブログの概要

このブログを書いている「鴨」は、大学3年生の女性です。大学でインドの言葉をかじったことをきっかけに、なぜかインドのJNUに半年留学することになりました。

 インドに留学するには、経済や文化、治安の違いがもたらす苦労だけでなく、インドならではの手続きの煩雑さを乗り越える必要があります。私の周囲には留学経験者やインド在住者がいたために何とか生活できていますが、もし彼らが居なかったら私はインドに辿り着くことさえできなかったでしょう。

 そこで、当ブログはインドへの留学を考えている方に向けて、少しでも参考になる情報を書いて行こうと思います。特にJNUに留学する方に役立つ情報が多くなるでしょう。もし不備や疑問等ありましたら、お気軽にコメントください。(しかしながら、閲覧の際には、私の記事が、インドのシステムはしばしば変更になるため正確性に欠ける恐れがあること、私の主観が多分に入ったものであることにはご注意頂きますよう、よろしくお願いいたします。)